American culture
追記: シンポジウム、活況にて無事終了いたしました! 研究者の方だけでなく、一般の方々、複数の大学から学生さんや議員さんまで足を運んでくださったようで感謝いたします。「政治」というものの幅広さ・豊かさの一面を、幅広いオーディエンスにお届けで…
ネタバレ記述アリ〼 1.ロッキーからクリードへ 2.クーグラーからジョーダンへ 3.イーストウッドからジョーダンへ? ジョーダンからケントへ? 4.フィラデルフィアからロサンゼルスへ 「ロッキー」および「クリード」シリーズの最新作『クリード 過去…
" data-en-clipboard="true"> マルチバースが脳内世界で展開し、ガジェットによってそれにアクセスできるようになる。こうした設定が持つ世界観はとてもポスト1970年代的だ。ヒッピーからニューエイジへ、コンピュータ発のプログラム思考、サイケデリックと…
立教大学史学会に講演にお呼びいただきました。全体のテーマが「世界史における「学知」の政治的ダイナミズム」で、僕は以下のテーマで話をします。 テーマ「兵器化する科学主義 ――両論併記で「天地創造」を科学する博物館――」 アメリカの公教育では、特定宗…
ジェンダー×美術館×アートで「歴史」の偏りを考える、という感じの論考です。書籍は次年度から始まるリレー講義の教科書として編まれたもので、授業で引きのあるネタを集めたものですが、調査次第では学術論文としても書けるし、もっと書かれた方がいい主題…
「ふたりでアメリカを〈何でも見てやろう〉ーー「書かない」人類学的実践の現在地 中村寛・松尾眞『アメリカの〈周縁〉をあるく』」 『図書新聞』3531号、2022年2月19日。 書評へのリンクです。 編集部のご好意で、拙記事はここからDLできるようにさせていた…
ラジオ番組にお邪魔しました。 日本国内では珍しい「ミュージアム研究」を学べるゼミについて知ってもらえたらと思い、授業や研究についてお話ししました。 宝塚市のFMということで、打ち合わせでは宝塚ネタはないかなという話になり、そういえば今まで一度…
武蔵大学の公開講座でお話をしました。 「コロナ禍におこる社会運動の〈かたち〉」と題して、コロナ禍に揺れるアメリカの社会運動についてその方法に着目して紹介をしました。 コロナ禍では命の人種間格差が可視化されましたが、ブラック・ライブズ・マター…
『ユダ&ブラック・メシア』とH.E.R.〈Fight For You〉――映画を深める二つのミュージックビデオを読む 少し前になりますが、wezzyでの連載が公開されています。今回はブラックパンサー党を描いた映画『ユダ&ブラック・メシア』について。ミュージックビデオと…
論文「コロナ禍で変容する「展示の現場」 ――第四のミュージアムのデジタル化」が『博物館研究』に掲載されました。 コロナ禍におけるミュージアムの変容について、デジタル化に焦点を当てて論じたもので、2017年に発表した論文に続くデジタル・ミュー…
6月21日に次の講演でお話をします。オンラインです。 フェミニストアーティストや美術館のジェンダー問題への取り組みなどを、作品や展覧会などをたくさん紹介しながらご紹介する予定です。 主催は、女性が生きやすい社会をつくるための取り組みをしているNP…
Wezzyの連載第1弾です。映画『ノマドランド』を取り上げました。まだ劇場公開中で、近日中には配信も始まります。でっかいスクリーンがオススメ。 「アウトサイド」からアメリカを映す――『ノマドランド』のイエ・シゴト・タビ wezzy 2021.06.05 wezz-y.com
アメリカ学会の年次大会のシンポジウムのお手伝いをしました。 元々はあいちトリエンナーレ2019での「表現の不自由展・その後」の中止事件を機に企画されたものでしたが、「表現の自由」について、アカデミックな領域かつ幅広いアプローチからあらためて考え…
wezzyで連載が始まります。毎月ひとつテーマを取り上げてアメリカ社会のいろいろを紹介します。ひとつよろしくおねがいもうしあげます。 新しくはじまる連載、〈「楽しい政治」のアメリカ〉。アートやカルチャーをフックにして、ときにお気楽、ときにハード…
新しい研究論文が出ました。人体をミュージアムのコレクションとして扱うことの倫理について考察しています。 「遺体が芸術になるとき――医学博物館が拡張する「芸術」と医学教育の倫理」 『民族藝術学会誌 arts/』(37巻、2021年) DLリンク: https://rese…
講談社現代ビジネスに、インターネットミーム「カエルのぺぺ」が右翼のアイコンになった事件についての記事を書きました。 「なぜオルタナ右翼はマンガのカエルを「神」として担ぎ上げたのか?:「カエルのぺぺ右翼化事件」を考える」(講談社現代ビジネス、…
「偶像=イコン=アイコン」の物語 ネットコミュニケーションが「偶像/イコン」化する「アイコン」 党派的イデオロギー対立ではなく、準備された「装置」とみる 『フィールズ・グッド・マン Feels Good Man』(監督アーサー・ジョーンズ、2020)を試写で観…
Netflixの『もう終わりにしよう I’m Thinking of Ending Things』を観た。今年のベスト級に良かった。 シンプルなようでつかみどころのないプロットから、キーワードを列挙してみる。実家と帰省。家族の価値観との違和。ドライブ。昔通った学校。甘すぎるア…
フィールドワーカーためのウェブマガジンFENICSで、コロナ期の社会運動について連載中です。第6回が公開されました。 「パブリックヒストリーが開く虐殺の歴史――オクラホマ州タルサをトランプ集会とHBOドラマ『ウォッチメン』で見る」 (連載・コロナ禍のフ…
「ハッシュタグをハックする:K-POPファンのブラック・ライブズ・マター運動」+「正義の荒らし?警察アプリとTikTokをめぐるK-POPファンの平和攻撃 」をウェブマガジンFENICSに寄稿しました
「ハッシュタグをハックする:K-POPファンのブラック・ライブズ・マター運動」 「正義の荒らし?――警察アプリとTikTokをめぐるK-POPファンの平和攻撃」 (連載・コロナ禍のフィールドワーク『FENICS』 2020.7.25 + 2020.8.25) フィールドワーカーためのウェ…
テキサス州ダラスに「六階博物館(The Sixth Floor Museum)というものがある。ジョン・F・ケネディの暗殺に関わる資料を調査し、大統領の功績を顕彰するミュージアムだ。歴史協会が1989年に開いた。このサイトには「暗殺カレンダー」があって、とてつもなく…
ブラック・ライヴズ・マター運動に関する参考資料を集めています。 (1)メディア、報道、論評、研究 ○エッセイ ○新聞・雑誌記事 ○研究者や学会の発信・声明 ○ラジオ、ウェブ動画番組、シンポジウム(日本語中心) 報道、ポッドキャスト、YouTube セミナー…
Spike Lee ”3 Brothers” (2020) 3 Brothers-Radio Raheem, Eric Garner And George Floyd. pic.twitter.com/EB0cXQELzE — Spike Lee (@SpikeLeeJoint) 2020年6月1日 黒人の苦境を題材に撮り続けてきたハリウッド映画監督スパイク・リーによるショートフィル…
フィールドワーカーためのウェブマガジンFENICSで、コロナ禍のデモ・運動につい連載をしています。その第3回が公開されました。今回は、日本国内でのブラック・ライブズ・マター(BLM)の抗議行動に参加して考えたことを振り返っています。 東京・代々木「…
この声明文は、NHKに対して問題を伝え、再度正式な謝罪や対応を求めるもので、論拠をのせた解説にもなっています。問題の所在を以下の4点に分けてうまく説明しています。関心があるのに問題がわからない、だからあまり口に出せないなあ、と感じていた人はぜ…
フィールドワーカーのためのウェブマガジンFENICSに連載している記事が公開されました。アメリカでの自動車によるデモについてのものです。 「コロナ禍のフィールドワークとアメリカのカーデモ(前)(後) - コロナ禍のフィールドワーク(連載)」 『FENICS…
全米売り上げで単純に測っても、2000年代半ばには全米スーパー第二の売上を誇るほどに成長し、米国を代表するスーパーマーケットとなった。この人気について少し解説してみよう。
アラスカ州パルマー郡のマタヌスカ・サストナ学区の教育委員会は、『グレートギャッツビー』などを含む古典文学を、11年生(高校2年)の教科書として使用することを禁じる発表をしました。
車を使ったカーデモがアメリカやブラジルなど世界各地で広がっている。日本でも実施できないだろうか。 もし日本でも首相官邸前とかで実現したら圧巻の光景になるだろう。4月14日には渋谷で「要請するなら補償しろ」デモが感染を拡大すると非難されたが、こ…
4月1日に新型コロナウイルスで惜しくも亡くなった、ファウンテインズ・オブ・ウェインのアダム・シュレンシンジャーについて追悼文を綴りました。 2日に草稿を書いてから改稿を繰り返していて、文字数も公開までの道のりも長大なものになってしまいました…