Coronavirus
www.mimoca.org 丸亀の猪熊弦一郎現代美術館の「丸亀での現在」展を訪れた。2020年開催予定だった企画が、コロナ禍により一年の延期を経て日の目を見た。そのテーマが「現在」であると同時に「変化」であることが、チラシにデザインされたタイトル案の変遷に…
武蔵大学の英米文化学科では、「アメリカ研究」と「ミュージアム研究」という二つの学問領域を学ぶゼミを主宰している。アメリカはともかく「ミュージアムを学ぶ」とはあまりイメージがわかないかもしれないが、例えばこういうことを議論する。ニューヨーク…
フィールドワーカーためのウェブマガジンFENICSで、コロナ期の社会運動について連載中です。第6回が公開されました。 「パブリックヒストリーが開く虐殺の歴史――オクラホマ州タルサをトランプ集会とHBOドラマ『ウォッチメン』で見る」 (連載・コロナ禍のフ…
「ハッシュタグをハックする:K-POPファンのブラック・ライブズ・マター運動」+「正義の荒らし?警察アプリとTikTokをめぐるK-POPファンの平和攻撃 」をウェブマガジンFENICSに寄稿しました
「ハッシュタグをハックする:K-POPファンのブラック・ライブズ・マター運動」 「正義の荒らし?――警察アプリとTikTokをめぐるK-POPファンの平和攻撃」 (連載・コロナ禍のフィールドワーク『FENICS』 2020.7.25 + 2020.8.25) フィールドワーカーためのウェ…
お盆の相変わらずうだるような暑さの中、自転車を走らせて西池袋へ向かった。或るバーが閉まると聞いたからである。マダムシルクは、雑居ビルが立ち並ぶ繁華街の中心地区から、少しだけ外れたところにある。 池袋の大学に通っていた頃、初めて訪れた。飛び込…
フィールドワーカーためのウェブマガジンFENICSで、コロナ禍のデモ・運動につい連載をしています。その第3回が公開されました。今回は、日本国内でのブラック・ライブズ・マター(BLM)の抗議行動に参加して考えたことを振り返っています。 東京・代々木「…
この記事では、新型コロナウイルスのパンデミック以後の社会における、アートやエンターテインメントなど広い意味での「芸術文化」に関する文化支援・文化政策などについてまとめています。 ●政府・自治体による文化政策 【国内】 政治・自治体の動き シンポ…
これまでのエントリーでも紹介した通り、コロナ禍の文化支援にはそれぞれの表現ジャンルで様々な試みが起こっています。 それらに対して、領域を横断する大規模なプロジェクトが立ち上がりました。#WeNeedCulture のハッシュタグで情報が広がっています。…
音楽関連の支援活動情報のまとめです。(軽音楽・非クラシック中心) 情報ウェブマガジンの themassage.jp によるもので、支援プロジェクトについて掲載もできるそうです。 themassage.jp
ブックストア・エイド(Bookstore AID)基金 さらに詳しく 【詳細版(公式)】 【簡易版】 ↓ 読んで知る ↓ 聴いて知る 参加加盟店一覧(転載) ブックストア・エイド(Bookstore AID)基金 クラウドファンディングで書店・古書店への支援が立ち上がりました…
ライブハウス支援にも参加してみました。お礼(リターン)は錚々たる面々による73曲の音源。ROVO、スチャダラパー、七尾旅人さん、蓮沼執太くんが好きです。 支援するライブハウスを一件だけ選ぶシステムで、これは迷わされる。複数回支援してもリターンは同…
「ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金」が、開始後3日目にして、早くも目標額の1億円超を達成しました(5月14日まで)。祝。参加させてもらっている身としては余計に嬉しいものです。これが映画の現場の経済規模としてどの程度の意味を持つのか…
車を使ったカーデモがアメリカやブラジルなど世界各地で広がっている。日本でも実施できないだろうか。 もし日本でも首相官邸前とかで実現したら圧巻の光景になるだろう。4月14日には渋谷で「要請するなら補償しろ」デモが感染を拡大すると非難されたが、こ…
ドキュメンタリー映画監督の想田和弘さんが新作の『精神0』を、「仮設の映画館」で上映公開します。 『精神0』 2020年5月2日(土)10:00〜 配給:東風 渋谷シアター・イメージフォーラム、岡山シネマクレール他 seishin0.com ※追記:ちょうど取材地の岡山…
都市の封鎖や外出の自粛が続くなかで、モノをひろげてしめす(=展・示)ところたるミュージアムでは様々に試みがなされています。コンテンツを送り届けようとする方も、それを楽しむ私たちにとっても、ミュージアムが物理的な場(サイト)に強く依存してい…
4月1日に新型コロナウイルスで惜しくも亡くなった、ファウンテインズ・オブ・ウェインのアダム・シュレンシンジャーについて追悼文を綴りました。 2日に草稿を書いてから改稿を繰り返していて、文字数も公開までの道のりも長大なものになってしまいました…
コロナウイルスに対する各国の文化支援。 イギリスは、212億円。カウンシルを通じて美術館やアーティストに配分。ドイツは、6兆円。個人の住宅費や光熱費にも1兆円以上。アラブは、4500万円。中止になったアートフェアの代わりに作品を買い上げ。日本は、「…
ニューヨークの主要ミュージアムの休館情報をまとめました。 12日にはグッゲンハイムやニューミュージアムとか立て続けにDMが届いたのでちょっと気になって調べてみました。現14日時点でほぼ全滅で、セックスミュージアムとか商売っけのあるところだけ開いて…