fieldwork
立教大学史学会に講演にお呼びいただきました。全体のテーマが「世界史における「学知」の政治的ダイナミズム」で、僕は以下のテーマで話をします。 テーマ「兵器化する科学主義 ――両論併記で「天地創造」を科学する博物館――」 アメリカの公教育では、特定宗…
「ふたりでアメリカを〈何でも見てやろう〉ーー「書かない」人類学的実践の現在地 中村寛・松尾眞『アメリカの〈周縁〉をあるく』」 『図書新聞』3531号、2022年2月19日。 書評へのリンクです。 編集部のご好意で、拙記事はここからDLできるようにさせていた…
武蔵大学の公開講座でお話をしました。 「コロナ禍におこる社会運動の〈かたち〉」と題して、コロナ禍に揺れるアメリカの社会運動についてその方法に着目して紹介をしました。 コロナ禍では命の人種間格差が可視化されましたが、ブラック・ライブズ・マター…
wezzyで連載が始まります。毎月ひとつテーマを取り上げてアメリカ社会のいろいろを紹介します。ひとつよろしくおねがいもうしあげます。 新しくはじまる連載、〈「楽しい政治」のアメリカ〉。アートやカルチャーをフックにして、ときにお気楽、ときにハード…
原爆の図 丸木美術館で、藤井光《爆撃の記録》の展示が開催されている。 marukigallery.jp この作品は1999年に凍結された「東京都平和祈念館」計画を題材にしたもので、「不在」を展示することによって「戦争を公的に記録し、公共の記憶とすること」の不可能…
新しい研究論文が出ました。人体をミュージアムのコレクションとして扱うことの倫理について考察しています。 「遺体が芸術になるとき――医学博物館が拡張する「芸術」と医学教育の倫理」 『民族藝術学会誌 arts/』(37巻、2021年) DLリンク: https://rese…
講談社現代ビジネスに、インターネットミーム「カエルのぺぺ」が右翼のアイコンになった事件についての記事を書きました。 「なぜオルタナ右翼はマンガのカエルを「神」として担ぎ上げたのか?:「カエルのぺぺ右翼化事件」を考える」(講談社現代ビジネス、…
武蔵大学の英米文化学科では、「アメリカ研究」と「ミュージアム研究」という二つの学問領域を学ぶゼミを主宰している。アメリカはともかく「ミュージアムを学ぶ」とはあまりイメージがわかないかもしれないが、例えばこういうことを議論する。ニューヨーク…
「ハッシュタグをハックする:K-POPファンのブラック・ライブズ・マター運動」+「正義の荒らし?警察アプリとTikTokをめぐるK-POPファンの平和攻撃 」をウェブマガジンFENICSに寄稿しました
「ハッシュタグをハックする:K-POPファンのブラック・ライブズ・マター運動」 「正義の荒らし?――警察アプリとTikTokをめぐるK-POPファンの平和攻撃」 (連載・コロナ禍のフィールドワーク『FENICS』 2020.7.25 + 2020.8.25) フィールドワーカーためのウェ…
テキサス州ダラスに「六階博物館(The Sixth Floor Museum)というものがある。ジョン・F・ケネディの暗殺に関わる資料を調査し、大統領の功績を顕彰するミュージアムだ。歴史協会が1989年に開いた。このサイトには「暗殺カレンダー」があって、とてつもなく…
お盆の相変わらずうだるような暑さの中、自転車を走らせて西池袋へ向かった。或るバーが閉まると聞いたからである。マダムシルクは、雑居ビルが立ち並ぶ繁華街の中心地区から、少しだけ外れたところにある。 池袋の大学に通っていた頃、初めて訪れた。飛び込…
ブラック・ライヴズ・マター運動に関する参考資料を集めています。 (1)メディア、報道、論評、研究 ○エッセイ ○新聞・雑誌記事 ○研究者や学会の発信・声明 ○ラジオ、ウェブ動画番組、シンポジウム(日本語中心) 報道、ポッドキャスト、YouTube セミナー…
フィールドワーカーためのウェブマガジンFENICSで、コロナ禍のデモ・運動につい連載をしています。その第3回が公開されました。今回は、日本国内でのブラック・ライブズ・マター(BLM)の抗議行動に参加して考えたことを振り返っています。 東京・代々木「…
フィールドワーカーのためのウェブマガジンFENICSに連載している記事が公開されました。アメリカでの自動車によるデモについてのものです。 「コロナ禍のフィールドワークとアメリカのカーデモ(前)(後) - コロナ禍のフィールドワーク(連載)」 『FENICS…
車を使ったカーデモがアメリカやブラジルなど世界各地で広がっている。日本でも実施できないだろうか。 もし日本でも首相官邸前とかで実現したら圧巻の光景になるだろう。4月14日には渋谷で「要請するなら補償しろ」デモが感染を拡大すると非難されたが、こ…
予定していた 所、予期せず訪れた 所と対話していく中で、そしてここまで綴っていく中で見えてきたものが少しずつ言葉になってきている。これらは広い意味において自分自身の...
● The Jewish Museum Amerian Jewish Societyの運営するミュージア 。ユダヤの歴史についての常設展と、二つ程度の特別展が常時開かれている。ユダヤ人には文化人も多いがゆえに他のエスニ...
●Bronx Museum of The Arts 広めのギャラリーが二つとオディトリア 一つのそれほど大きくないミュージア 。「現代美術」と「ブロンクス」がコレクション・企画の二つの柱。 -URBAN ARCHIVE...
●Whitney Museum of American Art 彫刻家でもあった名家Vanderbilt家の娘Gertlude Vanderbilt Whitneyのコレクションを元にした「アメリカ現代美術」をテーマにした美術館。現建築はレ ・クールハー...
ようやく段々と体調も戻ってきた様子。 休息しながらう う しているが、今日は思い切ってミュージア を巡ることにする。thrift store(古道具屋)を物色していると面白いものがあり...
そろそろ寝てばかりいられない、と思い切って出かけることにする。 せっかくの約束を断りたくもなく。 ●Columbia University コロンビア大学の歴史学科の友達に一回り案内してもらう。...
風邪がぐずぐずと治らなくて、今日はとうとう一日中床に伏せる。 デスクワークを進めるの けど、文 がうまく読み書きできない。 学会 告のプロポーザルをなんとか進める。 ミ...
ちゃんとしたベッドで寝て起きたら思いのほか体調は良かった。でも今日は完璧に体調を治す日にしよう。 ノートやブログ、経理など事務作業も残っているし。 こういうときに便利...
家の掃除や洗濯、片付けを済ます。新しく合鍵を作ったり い りもしてみたが、相変わらず鍵の問題がうまくいかない。この問題はひとまずおいておいて、グッゲンハイ 美術館へ...
今日も朝のうちは休んで体調を整える。昨日は食べすぎて、お腹は胃もたれもいいとこ と思ってたら意外に調子がいい。 夜はニューヨーク出身の友達Gregと再会する人類学を専攻し...
一件ごとに時間をかけた割になんとか三件ミュージア を巡れた一日。 ●National Musuem of the American Indian スミソニアンによるネイティブ・アメリカンの文化/芸術をテーマにしたミュー...
朝はゆっくり寝て休む。少し体調が落ち着く。 とはいえあまり良くもないが、昼下がりには出かけることにする。 ● National Jazz Museum in Harlem 近所のNational Jazz Museum in Harlemは、Smithsonian...
New Yorkへ。Orlandoからフライト。 ここではサブレットなのでやや緊張しつつMihoさんに連絡をとって家に。ひととおり説明を受ける。美容業界系の人々が集まってるアパートで、日本か...
朝、ミュージア から電話が入って、一時間半後に伺うことに。こりゃ大変。体調心配してる 合じゃない。急がなくちゃ。 やっぱりgoogle mapの経路検索より時間がかかって、30分遅れ...
深夜に目が覚めると喉が猛烈に痛い。寒い。すぐ薬を飲んで るが、一時間後にはSkypeのアポ。なんとか起きて作業を終え、思い切って起きて最悪の体調のまま作業。ようやく改稿原...