Post-the-Quake, Baltimore Museum of Art

朝は日本人研究者による「ポスト震災の時代のアメリカ研究」のパネルに出席。

午後、Baltimore Museum of Artへ。Johns-Hopkins UniversityやLoyola Universityのある近くで、郊外の割と治安の悪そうな場所に大学街がある印象。郊外と中心市街地との関係が、ワシントンDCと似ているような気がした。

BMAは思いの外コンパクトで2時間程度で十分見てまわれた。Contemporaryのセクションが工事中だったのもあり。目玉はマティスだかロダンだかで確かに沢山あったが、なんだか全体的にディスプレイの趣味の悪さが気になってしまう。CheepyでKitschで、恐らく1994年の現代美術セクションを作った時のものだろう。1914年に開館してからの歴史を読んでみても面白い。大口寄贈者Cone夫妻のコレクションが中心。

思いのほかEuro/American Decorative Artがとても良かった。明日のウォルターズで考えることになるが、文化史的な面白さ。ミニチュアのコレクションも面白い。昨日話をもらった関本先生主催の「布と人」研究会の話もあり、アフリカの民芸を西洋史的アートとして捉えよう(=「アフリカン」「アート」として回収)としてるような展示を記録しようとするが失敗。20分の発表くらいにはなりそうか。カタログなかったのであとでウェブサイトなどで資料にならないかチェック。

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