2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『民族藝術学会誌 arts/』に論文「遺体が芸術になるとき――医学博物館が拡張する「芸術」と医学教育の倫理」が掲載されました。

新しい研究論文が出ました。人体をミュージアムのコレクションとして扱うことの倫理について考察しています。 「遺体が芸術になるとき――医学博物館が拡張する「芸術」と医学教育の倫理」 『民族藝術学会誌 arts/』(37巻、2021年) DLリンク: https://rese…

講談社現代ビジネスに「カエルのぺぺ右翼化事件」についての記事を書きました。

講談社現代ビジネスに、インターネットミーム「カエルのぺぺ」が右翼のアイコンになった事件についての記事を書きました。 「なぜオルタナ右翼はマンガのカエルを「神」として担ぎ上げたのか?:「カエルのぺぺ右翼化事件」を考える」(講談社現代ビジネス、…

講義「書かない人類学」を振り返る

立教大学で昨年度から始めた「書かない人類学」の講義を振り返ってみる。客観主義と植民地主義批判の後の時代の反メディア的で、マルチメディア的な文化人類学的実践を、「アート/ミュージアム/アクティヴィズム/イメージ」に分けて論じる試み。 マリノウ…

パブリックヒストリー研究会「パブリックヒストリーの現在と未来」に登壇しました

パブリックヒストリー研究会発足二周年シンポジウムに登壇しました。 10名を超える各分野の専門家がジャンルを交差させる試みで僕はミュージアムやモニュメントを担当しました。「災害の記憶――美術館・博物館・モニュメント」と題して、3.11の「震災伝承施設…