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コロナ禍ここまでの活動を振り返る:(ほぼ)2020-2021年度

日本国内の「コロナ禍」がはじまってだいたい2年くらいだ。パンデミックの強い影響下で社会を生きはじめてからそれくらい。ほぼ、2020年度から2021年度にあたる。ちょっと振り返ってみたい。 環境と意識の持ちようの変化 進めたプロジェクト 活動一覧 Writi…

「女性史美術館へようこそーー展示という語りと語りなおし」 分担執筆した『人文学のレッスン』が水声社から出ました(サンプルあり)

ジェンダー×美術館×アートで「歴史」の偏りを考える、という感じの論考です。書籍は次年度から始まるリレー講義の教科書として編まれたもので、授業で引きのあるネタを集めたものですが、調査次第では学術論文としても書けるし、もっと書かれた方がいい主題…

『アメリカの〈周縁〉をあるく』(中村寛・松尾眞著)の書評を『図書新聞』に書きました

「ふたりでアメリカを〈何でも見てやろう〉ーー「書かない」人類学的実践の現在地 中村寛・松尾眞『アメリカの〈周縁〉をあるく』」 『図書新聞』3531号、2022年2月19日。 書評へのリンクです。 編集部のご好意で、拙記事はここからDLできるようにさせていた…

連載〈「楽しい政治」のアメリカ〉をwezzyで始めることになりました

wezzyで連載が始まります。毎月ひとつテーマを取り上げてアメリカ社会のいろいろを紹介します。ひとつよろしくおねがいもうしあげます。 新しくはじまる連載、〈「楽しい政治」のアメリカ〉。アートやカルチャーをフックにして、ときにお気楽、ときにハード…

【随時更新】コロナ時代の「文化支援」の様々な試み

この記事では、新型コロナウイルスのパンデミック以後の社会における、アートやエンターテインメントなど広い意味での「芸術文化」に関する文化支援・文化政策などについてまとめています。 ●政府・自治体による文化政策 【国内】 政治・自治体の動き シンポ…

アラスカ州で『グレート・ギャッツビー』などが教科書から排除

アラスカ州パルマー郡のマタヌスカ・サストナ学区の教育委員会は、『グレートギャッツビー』などを含む古典文学を、11年生(高校2年)の教科書として使用することを禁じる発表をしました。

本屋を救うブックストア・エイド基金(5月31日まで)

ブックストア・エイド(Bookstore AID)基金 さらに詳しく 【詳細版(公式)】 【簡易版】 ↓ 読んで知る ↓ 聴いて知る 参加加盟店一覧(転載) ブックストア・エイド(Bookstore AID)基金 クラウドファンディングで書店・古書店への支援が立ち上がりました…

少年が天国から還ってきたかどうかはどう決まるのか

当時六歳の少年が事故の際の臨死体験を綴った2010年のベストセラー『天国から還ってきた少年(The Boy Who Came Back From Heaven)』。著者が作り話であることを告白し、出版社が回収、書籍は絶版扱いに。とくにアメリカではクリスチャンのみを対象とした信…

TACO USA, SLEEPING FOOD STUDY

朝から不思議にタコスが食べたいなあと思っていたら、目覚まし代わりにかけていたラジオ番組でこの本を紹介する特番がかかっていたことが判明(ネットラジオなので数時間毎に同じ番組がかかる模様)。サブリミナル効果…。 Taco USA: How Mexican Food Conque…

チョコレート・ミリタリー・ビジネス:『チョコレートの帝国』

Joel Glenn Brenner, "The Emperors of Chocolate: Inside the Secret World of Hershey and Mars." Ramdom House, 1999(ジョエル・ブレナー『チョコレートの帝国』みすず書房、2012年).チョコレートの帝国作者: ジョエル・G・ブレナー,笙玲子出版社/メー…