追記:
シンポジウム、活況にて無事終了いたしました! 研究者の方だけでなく、一般の方々、複数の大学から学生さんや議員さんまで足を運んでくださったようで感謝いたします。「政治」というものの幅広さ・豊かさの一面を、幅広いオーディエンスにお届けできたことを嬉しく思います。
僕の発表に関連する記事一覧をここでも利用できるようにしておきます。
資料リンク:
報告は論文として『Rikkyo American Studies』で年度末頃に刊行されることになっています。併せてお楽しみください。
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立教大学アメリカ研究所主催のシンポジウム「ポピュラーカルチャーと政治」に登壇をします。渡部宏樹さん、富永京子さんと一緒に、社会運動や政治について文化的な側面から考えます。
僕の方では、インターネット・ミームやSNSが政治・社会運動でどのように使われているのかという点から話題提供をしようと考えています。2021年のアメリカ国会議事堂襲撃事件へとつながるオルタナ右翼やQAnonなどの右派運動や、ジェネレーション・レフトと呼ばれる若年層の左派運動がK-POPを介して世界的に広がる動向などの事例について紹介する予定です。
ハイブリッド開催で参加もしやすいと思いますので、お気軽にご参加ください。
「ポピュラーカルチャーと政治」
政治は、議会や政党のまわりでのみ進展するわけではない。議会政治の外側に広がる多様な社会運動があり、近年とりわけ注目されるのは、ネット上の動きも含めてポピュラーカルチャーとも渾然となったアクティヴィズムである。起源としての雑誌文化、各種のファンダム、そしてポスト・トゥルース状況下でのポピュリズムから文化・政治のハッキングまで、検討すべき現象は多い。アメリカ大統領選の年をむかえていっそう活性化すると思われるこうした動きを、小森真樹氏、渡部宏樹氏、富永京子氏をむかえてアメリカそして日本の事例に即して考えてみたい。
日時:2024年1月20日(土)14:00~17:00
※ハイブリッド型開催(対面・オンライン)
場所:池袋キャンパス 14号館3階 D301教室
報告者:
小森 真樹氏(武蔵大学人文学部英語英米文化学科准教授)
渡部 宏樹氏(筑波大学人文社会系助教)
富永 京子氏(立命館大学産業社会学部准教授)
司 会:
松原 宏之(本学文学部教授・アメリカ研究所所長)