「コロナ禍におこる社会運動の〈かたち〉」武蔵大学公開講座

武蔵大学公開講座でお話をしました。

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「コロナ禍におこる社会運動の〈かたち〉」と題して、コロナ禍に揺れるアメリカの社会運動についてその方法に着目して紹介をしました。

 

コロナ禍では命の人種間格差が可視化されましたが、ブラック・ライブズ・マター運動の世界的拡大以降とくに問われ始めた「誰が、どのように歴史を記憶すべきなのか」という問い、それに答える方法としての記念碑や博物館ではどのような運動がなされているのでしょうか。また、ソーシャルメディアが人口に膾炙するなか、社会運動や歴史の語りはどのような変化が見られるのでしょうか。

 

パンデミック現代社会」をテーマにした連続のリレー講義の最終回、他学部の先生の発表のあとだったのでオーディエンスの反応が読めませんでしたが(ヴァーチャル株主総会とかの話の回もあった)、幸い興味深く聴いていただけたようです。色々と質問もいただき、ブラック・ライブズ・マターやSNS炎上への関心が高まっているのだとも実感しました。

 

www.musashi.ac.jp