「東京・代々木『ブラック・ライブズ・マター・トーキョー』デモのエスノグラフィー:ネットで軽やかにフィールドをつなぐこと、『見えない』ものに目を凝らすこと」をウェブマガジンFENICSに寄稿しました

フィールドワーカーためのウェブマガジンFENICSで、コロナ禍のデモ・運動につい連載をしています。その第3回が公開されました。今回は、日本国内でのブラック・ライブズ・マター(BLM)の抗議行動に参加して考えたことを振り返っています。

 

東京・代々木「ブラック・ライブズ・マター・トーキョー」デモのエスノグラフィー:ネットで軽やかにフィールドをつなぐこと、「見えない」ものに目を凝らすこと
https://fenics.jpn.org/mailmaga-app/20200626_sp/


記事は少し長いので論点をまとめると、2020年のBLM運動の特徴について考えて、以下のように指摘をしています。

 

  1. グローバルで同時多発的
  2. ジェネレーションZなど若年層による文化的なもの
  3. ポジティヴなムードを持つ
  4. ソーシャルメディアで「オン/オフ」が軽やかにつながっている

 

そして、「そこには誰が参加できなかったのか?」という問いを投げかけています。路上での抗議が弱い者のための行動であるならば、声を上げたくても上げられない人々、可視化されない主体への想像力こそが最も重要ではないでしょうか。

 

そしてこの課題に対して、オン=オフの「フィールド(現場)」がウェブツールで滑らかにつながることで解決できないかと提起しています。


文中では明示しませんでしたが、実は、僕の写真が目を閉じているのも一種のメッセージなのでした。

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