声に出してヘッドフォンで聴いてみる

予定していた場所、予期せず訪れた場所と対話していく中で、そしてここまで綴っていく中で見えてきたものが少しずつ言葉になってきている。これらは広い意味において自分自身の主観が「アメリカ」を切り取ったものだと思う。僕が訪れたりふと立ち寄ったりすること、そこで見聞きすること、出会った人々の話に耳をかたむけること、そしてそれらについて思考すること、言葉に換えること。これら全ての選択に曖昧でいささか単純すぎる言葉を与えるとすれば、以下のようになるのだろうか。

 

現実と虚構(リアル/アンリアル)

「境界」および「外部」構築の施設としてのミュージアム

表象の政治学としてのミュージアム 

 

忘れ物をたくさん残したニューヨークからのフライトのなか、シャッフルされたiPodから「恋しくて」が聴こえてきた。

音圧が上がっていた。

昨晩、24時間営業のApple Storeで、世界中どこでも手に入るような日本未発売のヘッドフォンを購入したからだろう。

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